年中手に入りやすく、日持ちもしやすいのキャベツは、ご家庭で便利な野菜の一つではないでしょうか
実はキャベツには60を超える種類があると言われています。
今回は「冬キャベツ」と「春キャベツ」に絞ってご紹介します
目次
●冬キャベツと春キャベツの違い
元々キャベツは比較的涼しい気候を好むお野菜。
しかしスーパーで年中手に入れる事ができるのは、日本全国を季節と共にリレーするように、適切な地域で栽培を行っているから。
様々な地域、最適な品種を丹精込めて育てている農家さんのおかげで私たちはいつでもキャベツを食べる事ができるのです
・冬キャベツ
「寒玉」とも呼ばれる冬キャベツ、
11月~3月頃に出回り、形は上下が平らな楕円形。
葉は厚みがあり、一枚一枚がぎゅっと詰まっています。
・春キャベツ
「春玉」とも呼ばれる春キャベツは3月~6月頃がシーズン。
全体的に丸い形で、葉は薄くふわっとしています。
・ちなみに夏秋キャベツ
冬キャベツに近い形で、夏でも涼しい群馬県や長野県の高原で栽培されています。
なので「高原キャベツ」と呼ばれたりもします
●美味しいキャベツの選び方
キャベツを選ぶとき、「どれが一番重いかなー」と重さ比べをしたことはありませんか?
冬キャベツはその選び方でOKですが、美味しい春キャベツの選び方は全く逆!
“軽いものが良し”なのです。
それぞれのポイントを見ていきましょう。
・冬キャベツ
重さ:重いもの
巻き:きついもの
外葉の色:淡い緑
・春キャベツ
重さ:軽いもの
巻き:ゆるいもの
外葉の色:濃い緑
共通して言える事:
・芯の太さは、500円玉くらいの大きさが目安です。これより大きすぎると、成長のしすぎという事になります。
カットした物の場合、
・断面が白い事
・平らで盛り上がってない事
・乾燥やひび割れが起きていない事
がポイント
●おすすめの保存方法
キャベツの保存のポイントは成長点を止める事。
成長点は、芯の部分にあります。
丸のまま保存する場合は、芯をくりぬき、湿らせたペーパーを詰め込み、
全体を新聞紙で包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存します。
冬であれば、常温でも大丈夫です。
保存期間の目安は約2週間。
カットしたものは、同じく芯に切れ目を入れ、ラップに包んで野菜室で保存します。
水分が多い春キャベツは、傷むのが早いので、冬キャベツよりも早く使い切るようにしましょう。
●キャベツの栄養価
・ビタミンU
よく耳にする「キャベジン」という成分。
これはビタミンUで、胃酸の分泌を抑え、胃の粘膜を修復する働きがある為、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防に効果があるとされています。
・ビタミンC
抗酸化作用や、免疫力を高める効果があり、美容や風邪の予防に〇
・ビタミンK
血液を凝固させる作用や、骨を丈夫にする働きがあります。
●オススメの食べ方
・冬キャベツ
火を通すことで甘みが増すので冬キャベツは、加熱調理に向いています。
葉っぱがしっかりしていて、煮崩れしにくい冬キャベツは、煮物炒め物に最適。
・ロールキャベツ
・肉巻き蒸し
・ポトフ
・もつ鍋
・とん平焼き
などがおすすめ
・春キャベツ
葉が柔らかく甘みがある春キャベツは、生食に向いています。
火を通す場合は、長時間ではなく、サッと火を通しましょう。
オススメの食べ方は、
・コールスロー
・シーチキンと塩昆布のサラダ
・梅とかつお節の和え物
・アンチョビを使ったパスタ
・浅漬け
などがおすすめ
—
美味しいキャベツを美味しい時期に、しっかり見極め、美味しく頂きましょう♪
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