お家で出来る、じゃがいも栽培
こんにちは!テロワールです。
この冬、日本を代表するあの巨大企業「カルビー」によるじゃがいも栽培キット発売されたようで、、
いろんなホームセンターに出回っているのを見て感動してしまいました。。
ポテチチップスに使われているあのじゃがいもが自分で育てられるなんて!
そして何よりあのパッケージ。
ポテトチップスの袋そのもの! これはパケ買いしてしまうのも無理はない。。
まぁあれが最近よく売られているのは、シンプルに今がじゃがいも栽培のスタート時期だからというのも一つ。
この時期、園芸店に行くといろんな種類のじゃがいもの種イモが売られています。
じゃがいもの栽培は年間で主に2回。
春じゃがと秋じゃがに分けられます。
地域にもよりますが、2,3月~6月の間で栽培するものを春じゃがといい、今の時期から始めるのがこの春じゃが。
目次
じゃがいもの豆知識
・じゃがいもについて、個人的驚き一位が、「じゃがいもはナスの仲間」だという事。
実際、じゃがいもの地上部分には、花が咲いた後に実が成る事があります。
そしてそれは確かにナスの赤ちゃんの様な形をしています。
(でも毒なので食べられないです。)
・消費者を一瞬惑わす名称。
「ばれいしょ」=「じゃがいも」
ばれいしょってスーパーに行くと普通に書いていますよね?
でもじゃがいもとばれいしょについて分かっている人って少ないのではないでしょうか?
私は少し前まで、じゃがいもの中に「ばれいしょ」って品種の物があるのだと思っていました。
でも実際のところは単なる呼び方の違い。
どう違うのかと言うと、
日本育種学会、日本作物学会、日本植物防疫協会では「バレイショ」、
園芸学会、日本植物学会、日本土壌微生物学会では「ジャガイモ」と言います。
なんだか”大人の事情”がプンプンしてきますが、まぁそういうことです。
「ばれいしょ」にも「じゃがいも」にも由来は諸説あるのですが、基本指すものは同じこれの事なんです。
それでは実際じゃがいもを育てるために、、
種イモの選び方
種イモの選び方にはポイントがあるので、下記のポイントに注意して実際に売り場で見てみましょう。
・色が濃い
・しわが少ない
・ずっしりしている
・芽が出ている
・傷がない
食べるためのじゃがいもでも育つことは育ちます。
ただ、栽培用の種イモは、栽培を阻害するような病原菌が付かないような処理をされているので、育てている途中に病気などになってしまうリスクが減ります。
プランターで栽培してみよう
用意するものはこちら
・育てたいじゃがいもの種イモ
・30~40㎝のプランター
・鉢底石
・培養土
・肥料
・スコップ
ほとんどのホームセンターで手に入るものです。
まずは種イモの準備
植える2,3週間前に浴光催芽という、芽出しをさせます。
段ボールなどに重ならないように並べて、日光に当てます。(雨には当てないように)
芽が出てくるのを待ちましょう。
こうすることで、じゃがいもの成長がスムーズになります。
芽が出てきた頃、プランターと土を準備。
じゃがいもは種イモの上の部分に付いていくので、深いプランターが必要になります。
プランターに鉢底石を入れたら、培養土をプランターの半分くらいまで入れます。
そこに種イモを30㎝間隔で並べたら、残りの土を種イモの上5㎝くらいまでかけます。
水をたっぷりやったら、芽が地表に出てくるのを待つだけ。
芽が出て15~20cmまで成長したら、元気な目を1,2本程度残して、あとは抜くか、切ってしまいましょう。
この時、一度目の肥料をやりましょう。追肥です。
二度目の追肥はこれから2,3週間たった頃です。
栽培中のポイント
・日光ににしっかり当ててあげる
・出来てきたイモには光が当たらないように、土を盛る
収穫のタイミングは、葉が黄色くなりかけた頃からです。
この頃に採るのが、保存性は低いけど、薄い皮まで美味しく頂ける”新じゃが”
葉が完全に枯れた頃に採ると、保存性が上がり、普通のじゃがいもです。
野菜の美味しさのポイントの一つは、「愛情」
それは確かに主観的なものではありますが、育てた本人が一番感じる事の出来るかけがえのないものです。
コスパには代えがたいこの楽しみと、美味しさをぜひお家で試してみて下さい!
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