農ガクLab.日誌
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こんにちは!テロワールです。

2月最初の授業は「森林整備」

講師は南先生

穂谷の里と山の歴史を聞き、実際に竹林整備の体験をさせて頂きました!

この村の歴史と今を考えると出てくる大きな問題はやはり”耕作放棄地”問題。 日本各地でも取り上げられる問題です。

この耕作放棄地の根本的な問題は、「家族が生活できるほどの稼ぎを農業から得る事が難しい」ことにあります。

先祖から家と畑を受け継いだとしても、そこから生活費を生み出せなければ、都心へ出て違う仕事をしよう思うのも当然のこと。

では日本で作物を生産している農家がいないのか?と言うと、もちろんいますよね。

”農”を生業とする上で、大事な要因は一つではありませんが

・畑がある地域の特性

・栽培の方法

・本人の価値観

例えば↑こんなこと。

地域の特性が山間部にある段々畑状の畑だとすると、ノリ面の草刈りなど、作物の栽培に直接は関係のない畑周辺の整備にコストと時間がかかるし、家から畑までの”通勤”の利便性や、採れた作物の運送条件だって、作業コストとして換算する必要があります。

栽培方法で言えば、虫から野菜を守る為に防虫ネットを買ったり、虫にも強い野菜になるように、土質を良くする為の知識・技術・時間が必要になります。 

そこまでしても虫に一口もかじられないという事はありません。

農薬で殺虫してしまえば、そんなことは気にせず、虫を一網打尽にしてしまう事ができます。

もしくは高額なコストをかけてハウスを設置して虫を入れない事も出来ます。

そして、人にはそれぞれ価値観があって、考え方や得意な事・不得意な事があるのは人として当然のことです。それは時代によって変化して来るものでもあります。

そもそもその家系に受け継がれる仕事がある事と、本人のしたい事か、性格に合っているか、とは別の問題。というのは農家の家系だけで言える事ではないはずです。

上記はほんの一例。

様々な要因があって今日本には、

”農”を生業としている人もいます。

そして”農”から離れた人もいます。

ここ穂谷では農家が減っていき、耕作していない畑がたくさんあるのが現状です。

この土地が悪いとか、農家を継がない人が悪いとかではないのです。

その地に合った事を、その時代に合った方法で、その職に合った人がするのが自然な良い流れなのではないかと思います。

そんなことで今穂谷の現状はと言うと、畑の周りにある竹林の竹たちが畑の方にまで根をのばして、畑を飲み込んでいこうとしています。

そして、背の高い竹は隣の畑に影を落とし、畑の日当たりを悪くしてしまいます。

少しずつでも竹を切って畑が侵食されるのを阻止せねばならない!ということで、実際に体験させてもらいました。

こうして竹に向き合っていると思うのが、「この竹の良い活用方法はないものか。。。」

いらない、いらない、と言われ、でも確かにいらないよなぁ。。とは思うのだけど、なんだかもったいない気もしてきてしまう。。

自然と共存する、つまり人にも自然環境にも無理のない、丁度よい良い落とし所を探し続けないといけない、里山っていう場所の難しくも大切なところなのかな、、感じました。

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