こんにちは!テロワールです。
ビーツと言う野菜をご存じですか?
ボルシチに使われる真っ赤な野菜。と言えば知ってる方も多いかも!
実は栄養の宝庫であり、特に女性に嬉しい成分が沢山含まれているお野菜。
今回はそんな”ビーツ”についてご紹介します!
目次
ビーツについて
よく耳にするビーツ、別名「テーブルビート」とも言われ、和名では炎の様な真っ赤な見た目から「火焔菜(カエンサイ)」とも言います。
ビーツの最大の特徴である、赤い色。
切るとまな板が真っ赤に染まるほどの赤さの秘密は、「ベタレイン」という色素。ブルーベリーなどの色素「アントシアニン」とはまた違ったものです。
実はビーツ、みなさんおなじみ「ほうれん草」の仲間でもあります。
ほうれん草、根のあたりがピンクがかっているのを見たことありませんか?そのピンク色の正体こそこの「ベタレイン」。
ベタレインは赤紫の色素「ベタシアニン」と、黄色の色素「ベタキサンチン」の2種類にわけられ、赤いビーツにはおもにベタシアニンが豊富に含まれています。
ビーツの栄養
ビーツは「飲む輸血」なんで言われるほど、身体にいい成分が沢山含まれています。
「ベタシアニン」
ビーツに含まれる赤色成分「ベタシアニン」はポリフェノールの1種。
ベタシアニンという色素は、その抗酸化力の高さで注目されています。
「食物繊維」
言わずと知れた大事な成分、食物繊維。
食物繊維は大きく二つに分かれ、・水溶性の食物繊維と、・不溶性の食物繊維があり、
ビーツの食物繊維は不溶性。
便の量を増やして腸を刺激することで便通を促し、便秘を解消する効果があります。
また食物繊維は血糖値の急上昇を抑える働きもあるので、ダイエットにも◎
「ビタミン」
ビタミンにも色々ありますが、ビーツに含まれる主なビタミンはビタミンB6と葉酸。
ビタミンB6は体内の酵素を助ける働きを、
また葉酸は赤血球を作るうえで重要な役割を担っています。
「ミネラル」
ビーツにはナトリウム、マグネシウム、リン、カリウム、カルシウム、鉄といったミネラル成分が豊富に含まれています。
カリウムは余分な塩分を外に排出する働きがあり、「むくみ解消」に◎
貧血になりやすい女性には鉄分はとてもありがたい成分。
「一酸化窒素」
一瞬怖い響きの一酸化窒素ですが、実は私たちの体内でも作られている成分の一つ。
血管を広げて血圧を下げることで血管が固くなってしまうのを防ぐ効果があります。
また血流の改善によって酸素供給能力が向上することから、スポーツ界ではパフォーマンスの向上を目的に取り入れらる事もあります。
ビーツの食べ方
ビーツは生でも食べる事が出来ますが、ごぼうに近い土臭さが気になるという方は、火を通す事で気にならなくなるのでおすすめ。
栄養素のベタシアニンは水溶性の為、お湯で湯がくのは出来れば避けたいところ。
アルミニウムに包んでオーブンで焼く、もしくは蒸すのがおすすめです。
比較的硬いビーツは火が通るのに時間がかかるので、何等分かに切って調理すると時短になります。
オススメレシピ①ポテトサラダ
普段作るポテトサラダに火を通したビーツを刻んでイン!
全ての食材を見事にビーツ色に染め上げ、とっても鮮やかなポテトサラダになります。
オススメレシピ②ポタージュスープ
茹で汁ごと無駄なく全部使える上、鍋一つで出来るので簡単!
鍋に水を入れ、火が通るのに時間がかかるビーツは先に投入。
少し経ってからじゃがいも玉ねぎ、その他好きな食材と調味料を入れます。
全部に火が通ったところで、牛乳を入れてブレンダーにかけると、きれいなピンク色のスープの出来上がり。
ビーツを育ててみる!
そんなビーツ、どこで手に入れるかと言うと、正直スーパーにはなかなか出回っていません。
産直売り場や、輸入品の水煮という形で手に入れる事が出来ます。
ただ一番のおすすめは、家庭菜園で育てること!プランター栽培ももちろん◎
実はビーツの種はホームセンターで売っている事が多い上、虫が付きにくいので初心者にも比較的簡単に育てられます。
種まきの時期は年に2回!
春まきは3月下旬から5月、秋まきは8月下旬から10月上旬ごろ。
そう、まさに秋まきとして今から準備するにはベストタイミング!
硬い種は濡れた布やコットンなどに包んで一晩おいておくことで、発芽率を高めてくれます。
1週間ほどしたら次々に芽が出てくるので、最終的に10~15㎝になるように随時間引きをします。
もちろん間引き菜も食べられるので、ベビーリーフとしてサラダに入れると良い彩りになります。
育てる事で心を、食べる事で身体を健やかにしていきましょう♪
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