農ガクLab.日誌
農ガクLab.日誌

農ガクLab.日誌

こんにちは!テロワールです。

農ガクLab2021年度も残す所あと2回となりました。

3月1回目の授業ではスナップエンドウを誘引して、椎茸の菌打ちをし、じゃがいもを植え付けました。

先生は南先生!2名の方が見学に来てくださいました♪

初の椎茸栽培。 原木として使うのは穂谷のくぬぎの木。

ドリルで1センチほどの穴をあけ、そこに菌を差し込んでいくという作業をしました。

この作業をしてから、実際に椎茸が出てくるのは1年以上先。

種を植えたら数日で芽吹く野菜との大きな違いはここです。

長い期間が何とももどかしいですが、気長に待って来る収穫のその日がとても楽しみですね!

椎茸について少しだけ豆知識。

椎茸の”どんこ(冬菇)”、”こうしん(香信)”ってどう違うか知っていますか?

スーパーに行くと、「どんこ椎茸」とか、こんなワードをよく目にはすると思いますが、これが何かきちんと分かっている人、意外と少ないと思います。

実は”どんこ”、”こうしん”はどちらも同じ種類の椎茸を乾燥したもの。

では何が違うのかと言うと、収穫したタイミング。

椎茸は生えてきてから時間が短いと、傘の巻きが強く、コロンとしています。

この時点で収穫され、乾燥したものを”どんこ”

それからだんだん時間が経つにつれて傘が開いて来て、裏側のヒダがしっかり見えるようになります。

ここで収穫され、乾燥したものを”こうしん”といいます。

ただこれだけの違いなのです。

味はほぼ同じですが、どんこの方が高級とされていて、贈答用として扱われることが多いです。

どんことこうしんの豆知識でした!

そしてこの日行ったじゃがいもの植え付け。

じゃがいもの品種は3種類。

「デジマ」「レッドムーン」「シャドークイーン」です。

野菜を育てていると、ただ食べていた時は違って新たな発見や気づきが沢山あります。

その一つが、「一つの野菜に、こんなにも沢山の品種があったんだ。」という事。

じゃがいもなら日本で品種登録がされているものだけでも、99品種もあります。

色んな品種を食べ比べてみるのはとても楽しいので、今回農ガクLabではじゃがいもで、この3種にトライしてみました!

やっぱり野菜は食べるものですから、食べる楽しみは十二分に味わいたいものです。

次回は農ガクLab2021最後の授業です。

ですが、しんみりそんなことも言っていられないくらい、これから野菜作りは忙しくなる季節です!!

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